友達の新潟の実家に遊びに行ったとき、人生ではじめて吹雪を経験した。
流れていく雪の塊がとても大きくて、きれいだなと眺めていたら、
「毎日だと嫌なものよ」と友達のお母さんに言われたとき、
人によって見るもの、見え方が違うことにあらためて気付いた。
私にとってはきれいなものでも、いらないと感じる人もいる。
そんな当たり前の感情に気付かされた時の情景を思い浮かべながら制作したシリーズ。
また、きれいな形にノイズを入れて製作したパーツや、
Noiseの言葉から派生する様々な形などもモチーフにしたコレクションでもある。